「スキンケアにおける美容液の役割が知りたい」「自分に合った美容液の選び方を知りたい」そんなお悩みはありませんか?
美容液の使い方や選び方を間違えると十分な効果が得られず、せっかくのケアがもったいない結果になることも。。。

しっかり確認していってね♪
本記事では、美容液の役割から選び方まで詳しく解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
スキンケアの基本についてはこちらの記事も参考にしてください。
美容液とは?スキンケアで必要?

スキンケアにおける美容液の役割
美容液は、肌の悩みに直結する有効成分を集中的かつ効率的に届ける役割を担います。

誇大広告などで勘違いするけど、「改善」とか「治る」みたいな効果は期待してはいけないよ
化粧水や乳液が水分・油分の補給と保護を担うのに対し、美容液は特定の肌悩みに狙い撃ちでアプローチします。
例えば、くすみにはビタミンC、ハリ不足や小じわにはレチノイド、乾燥にはセラミドやペプチド、というように悩みに対して効果を期待できる成分を選びます。
スキンケアにおける美容液の効果
効果は、ブランドや価格よりも、ざっくり言えば成分と濃度で決まります。
たとえば、ナイアシンアミドは色ムラ改善や皮脂バランスの調整に有効です。レチノイドはコラーゲン生成を促し、表皮の新陳代謝を高めることで、細かいシワや肌質全体の向上が期待できます。

肌悩みに合った成分を使用することが重要!
また、単体で使うよりも、日焼け止めや保湿と組み合わせることで、美容液の効果をより引き出しやすくなるでしょう。
美容液の種類

美容液の種類①保湿系
美容液の種類のひとつに、まず「保湿系」があります。これには、ヒアルロン酸・グリセリン・セラミド・スクワランなど、水分保持やバリア機能をサポートする成分が多く含まれます。

基本的には、乾燥ケアに力を入れたい人におすすめのタイプです。
ただし、皮脂が多い人でもインナードライ(内側の乾燥)を防ぐために、べたつきにくい軽めの保湿美容液を薄く重ねて使うのが安心です。
美容液の種類②ブライトニング系
美容液の種類として、次に「ブライトニング系」が挙げられます。ブライトニング系は、くすみや色ムラ、美白ケアに注力したい人におすすめのタイプです。
代表的な成分には、ビタミンC・ビタミンEといった抗酸化成分に加え、ナイアシンアミド・トラネキサム酸・アルブチンなどのメラニン生成を抑える成分があります。これらを組み合わせて使うことで、より高い透明感ケアが期待できます。

20代なら美白ケアが個人的におすすめかな
くすみや色ムラの原因となる紫外線や酸化ストレスを抑えるため、朝は抗酸化成分と日焼け止めをセットで使うのが基本です。
美容液の種類③エイジングケア系
美容液の種類として、「エイジングケア系」が挙げられます。これは、小じわ・ハリ不足・肌の質感の変化が気になる方に適したタイプです。
中でもレチノイド(レチノール・レチナール・アダパレンなど)は、コラーゲン生成やターンオーバーを促進する代表的な成分として注目されています。使用初期は0.1%前後から隔日で始め、肌の反応を見ながら徐々に頻度や濃度を調整していくのが基本です。

濃度が高いと刺激になるから徐々にが〇
刺激が気になる場合は、ペプチドなどの保湿・バリアサポート成分と併用することで、ダウンタイムを和らげることができます。
そして、30代以降で年齢サインが現れやすくなる前から、早めに取り入れる対策としてもおすすめです。継続的なケアによって、肌の土台をしっかり整えることが期待できます。
美容液の種類④角質ケア系
美容液の種類として「角質ケア系」が挙げられます。肌のごわつきや毛穴詰まりが気になる方に適したタイプです。
主な成分には、AHA(乳酸・グリコール酸)があり、これは肌表面の古い角質の結合をゆるめ、なめらかな手触りへ導きます。また、BHA(サリチル酸)は脂溶性で、毛穴詰まりや黒ずみの改善に効果的です。
敏感肌の方には、PHAや乳酸といった、より刺激の少ないマイルドな酸から始めるのが安心です。

そこまで必須で選ぶ必要はない気がするよ
使用の基本ルールは「週1〜3回・夜のみ・目周りは避ける」。特に、レチノイドや高濃度ビタミンCとの同日の併用は避けるようにしましょう。また、赤みやつっぱりを感じた場合は、すぐに使用を中止し、保湿中心のケアに切り替えることが大切です。肌の様子を見ながら、慎重に取り入れていきましょう。
美容液の選び方

美容液の選び方①肌質で選ぶ
美容液の選び方として、まず重要なのは「肌質に合ったものを選ぶ」ことです。
脂性肌の方は、皮脂を抑える成分や軽めの使い心地のものが相性◎。乾燥肌には、セラミドなど保湿力の高い成分を多く含むアイテムがおすすめです。

肌質に合ったものを選ぶことが大切!
敏感肌の方は、無香料・アルコールフリー・成分数の少ないシンプル処方を選び、まずは1本に絞って慎重に使い始めるのが安心です。
なお、肌質は季節や室内環境(空調など)で変動するため、最低でも年2回は見直すと失敗が少なくなります。
美容液の選び方②肌悩みで選ぶ
美容液の選び方として、次に重要なのは「肌悩みに合った成分を選ぶ」ことです。
悩みが複数あっても、いきなり多くのアイテムを併用せず、まずは1本を4〜6週間使って様子を見てから、次のステップに進むのが安全です。
気になる部位が限られている場合は“部分塗り”で、コストや肌への刺激を抑えるのが良いでしょう。
効果を感じにくい場合は「使用頻度→使用量→濃度」の順で調整し、反対に刺激を感じる場合は「濃度→量→頻度」の順で下げていくと、肌への負担を軽減できます。
美容液の選び方③価格で選ぶ
美容液の選び方として「価格」も大切な基準です。
優先すべきは、無理なく続けられる価格帯のアイテムを選ぶこと。高濃度の美容液を次々に試すよりも、中濃度のものを安定して使い続けた方が、結果につながりやすい傾向があります。

中濃度、中価格帯を継続して使うのが〇
なお、「高価なのに効果がない」と感じる場合は、成分との相性や使用タイミングに問題があるケースも多く、使い方を見直すことで改善する可能性があります。
美容液の選び方④成分・濃度で選ぶ
美容液の選び方として、成分と濃度は効果に直結するため、しっかり確認すべき重要なポイントです。
ただし「濃ければ濃いほど効果が高い」というわけではありません。肌の耐性や、保湿・紫外線対策などスキンケア全体とのバランスを踏まえたうえで成分を選ぶことが大切です。

刺激も出やすいから注意が必要だね
選ぶ際は、成分表で目的成分が上位に記載されているか、容器が遮光・密閉仕様か、pH値が適正かどうかも判断材料として確認するとよいでしょう。
美容液を塗る順番は?

基本的に美容液は化粧水の後、乳液・クリームの前に塗ります。美容液に限らずスキンケアは「油分が少ないもの→油分が多いもの」という順番になります。

順番は覚えておこう♪
しかし、美容液にも種類があり順番が異なる場合があります。美容液の順番を間違えたいためにも、シッカリと確認していきましょう。
通常の美容液の場合
基本的な美容液の順番
先程、説明したように化粧水の後、乳液・クリームの前に使用しましょう。
導入美容液の場合
導入美容液の順番
導入美容液(ブースター美容液)はスキンケアの一番最初に使用します。導入美容液(ブースター美容液)の役割としては、化粧水の肌なじみを良くして、スキンケアの浸透※を高める役割があります。

冬場や乾燥肌の方は多く使用している印象だね
順番で記載しているように、化粧水の次に美容液を使用しても問題はありません。
※角質まで
油分の多い美容液(オイル美容液)の場合
オイル美容液の順番
オイル美容液は肌の水分蒸発を防いで潤いを守る効果・役割などが挙げられます。

乳液とクリームはどっち使うべきなの?

一度確認しておこう!
乳液とは
乳液は成分バランス的に水分が多い
クリームとは
乳液は成分バランス的に油分が多い
乾燥肌の方はオイル美容液→クリームを使用し、シッカリと乾燥ケアをするのがおすすめ。脂性肌やそこまで乾燥に困っていない人はクリームを使用しなくても◎
そもそも、オイル美容液は乾燥ケアとして使用されることが殆どなので、脂性肌や乾燥に困っていない方は使わなくても、、、という感じです。

クリームを使用する事でより保湿ケアに良いので合せるのも◎
ピーリング美容液の場合
ピーリング美容液は角質を柔らかくし、毛穴奥の汚れに働きかけ、肌のターンオーバーをサポートしてくれる役割を持っています。
ピーリングなのに洗い流さないの?肌に影響はない?などと疑問に思いますが、スキンケアとして使用するピーリング美容液の濃度はかなり低いので問題ないです。

週1回のスペシャルケアとして推奨しているブランドが多いね
ピーリング美容液の順番は【ブランドごとに異なるので要確認】です。
例えば有名なタカミスキンピールでは一番最初に使用し、ラロッシュポゼ エファクラ セラムでは化粧水の次に使用します。なのでシッカリと使用ブランドの使い方を確認してください。
パックを使う際の順番
パックを使う際の美容液の順番

基本的な美容液を使用する際の順番で解説してます。
パックを使う際の順番としてはパックを終えた後に美容液を使用します。導入やピーリング美容液などはブランドの順番も参考にしてください。
オールインワンを使う際の順番
1つでスキンケアが完了するオールインワンタイプですが、基本的には美容液を使わなくてもスキンケアが完了します。

その為のオールインワンだし、、、
ただ、美容液を加えたい場合は「美容液→オールインワン」の順番で使用しましょう。また、順番に不安がある場合は使用する美容液のブランドに問い合わせをし確認しましょう。
朝と夜で美容液を塗る順番に違いはある?

基本的に朝と夜で美容液を塗る順番に違いはありません。ただ、美容液の種類によって朝と夜で使用頻度が異なる場合があるので気を付ける必要があります。

例えばレチノール美容液などは夜だけ
使用頻度を間違えてしまうと、肌に悪影響を与えてしまう可能性もあるのでシッカリと把握しておくことが大切です。
夜に使うべき美容液
- レチノール美容液
- ピーリング美容液
- オイル美容液
- 紫外線の影響を受けやすい成分を含む美容液
これらの美容液は各ブランドによって頻度が異なりますが、基本的に夜使用する事が多い美容液です。

使用する美容液の説明を確認してね
美容液の効果的な順番や使い方

「美容液の効果を最大まで感じたい」「美容液の効果的な順番や使い方を知りたい」このようなお悩みをお持ちでは無いですか?
間違った順番や使い方をしてしまう事で、十分な効果を得られない可能性があります。美容液の効果を上げるというよりも、効果的に使うという面で抑えておくことが重要です。
結論!
- 順番を守る
- 馴染ませる
- 併用成分にこだわる

早速確認していこう!
順番を守る
当然ではありますが、美容液を使用する順番は守りましょう。美容液の種類によって頻度や順番は異なりますが、正しい使い方が大切です。
馴染ませる
美容液を肌に馴染ませる理由は、成分が肌に均一に浸透しやすくなるためです。
これにより、有効成分が角質層まで届き、保湿や美肌効果を高めます。また、摩擦を避けながら優しく馴染ませることで、肌への負担を減らせます。

化粧水が若干乾いたタイミングで使用!
併用成分にこだわる
美容液は併用する成分によって相乗効果を発揮する場合があります。実際に相性の良い成分を抑えておきましょう。
相性の良い成分
- レチノール×ナイアシンアミド
- ビタミンc×トラネキサム酸
- ヒアルロン酸×セラミド
私の場合は美白ケアに注力しているのでナイアシンアミド中心のスキンケアになっています。
【Q&A】美容液の順番に関して良くある質問

美容液は毎日付けるべき?
美容液は、毎日つけることが推奨されます。特に美容液は有効成分が濃縮されており、毎日の使用で継続的に効果を発揮します。

私も毎日付けているよ
毎日使用する際は自分の肌に合った成分を見つけ、頻度・順番をよく確認してから使用しましょう。
美容液の適切量は?
美容液の適切な量は、顔全体に均一に塗布できる程度で、通常は1~2プッシュが目安です。少量で効果を期待できるため、つけすぎる必要はありません。
美容液の種類によっては使う量が異なる場合があるので各ブランドの説明を確認してください。
美容液の後は乳液とクリームどっちがいい?
乳液とは
乳液は成分バランス的に水分が多い
クリームとは
乳液は成分バランス的に油分が多い
先ほど説明したように、どちらでも問題ないです。脂性肌の方やべたつきが苦手な方は乳液。乾燥肌の方はクリームがおすすめです。

併用するのも全然大丈夫だよ
メンズでも同じ順番ですか?
性別関係なく同じです。
美容液に関するよくある質問
美容液は毎日使うべき?
美容液の使用頻度は成分によって異なります。基本的には毎日使用しても問題ありませんが、レチノイドや酸系は隔日〜週数回のペースから始めるのが基本です。
肌の赤みやツッパリを感じたら、頻度・使用量・濃度のいずれかを調整してください。
美容液は本当に必要?
美容液は必須ではありません。健康な肌であれば、「洗顔・保湿・UVケア」の基本だけで十分に維持できます。
ただし、具体的な肌悩みが出てきた場合には、美容液によるアプローチを取り入れることも〇

私は普段から美白ケアをしてる!